その食事の花形級と言えば、そう
ダッチオーブンを使った料理です。
ダッチオーブンを使ったレシピというと…
ローストチキン、ローストビーフ
パン、ピザ
ビーフシチュー
どれもキャンプ場で作れば人気者間違いなしのメニューです。
こんな料理をダッチオーブンで作るお父さん、めっちゃカッコイイです。
しかし、ダッチオーブンといえば
『使い始めのシーズニングが上手くできるか不安』
『毎回のお手入れが面倒』
『そもそもキャンプでしか使わないし勿体無い』
など、マイナス面も侮れません。
勇んで買ったはいいけど、料理は上手く作れないし手入れが面倒で、次のキャンプで使おうと思ったら錆びてて使えなかった、とかだったら目も当てられません。
そんなズボラな一般キャンパーにおすすめしたいのがSOTOさんが販売している【ステンレスダッチオーブン】です。
イメージするダッチオーブンは
こういうやつですよね?ご紹介するのは黒くないです。銀色です。ステンレスです。
本題
今回はSOTOさんの【ステンレスダッチオーブン】の魅力をご紹介していきます。普通のダッチオーブンとの違いをみてもらいながら、【ステンレスダッチオーブン】ならではの良さ・魅力をお伝えします。
魅力1:手入れの手軽さ
まずは1番の魅力である手入れの手軽さです。
【ステンレスダッチオーブン】はその名の通りステンレスで出来ています。ステンレスはステイン(錆)がレスっていうぐらいですから錆びにくいです。
そんなステンレスで全部が作られている逸品です。死角なしです。ですので普通の鍋と同様に洗剤で洗って水を切っておけば錆びません。お手入れ楽々、というよりも普通に洗うだけでいいんです。
これが鋳造ダッチオーブンだと、そうはいきません。鉄製ですのでキチンと手入れをしてあげないとすぐに錆びてしまいます。手順はこうなります。
- お湯とたわしで洗う(洗剤禁止)
- 水分を飛ばすために空焼き
- オイルでコーティング
魅力2:シーズニング不要
ダッチオーブンは新品で買った後、使い始める前にシーズニングという作業が必要になります。シーズニングとは簡単にいうと一度空焼きしてから、オイルでコーティングする作業です。新品のダッチオーブンには出荷時の錆止めワックスが付いているので、それを一度落とすために行います。(で、メンテナンスのためにオイルを塗るんです)いわゆる車の慣らし運転の様なものですね。
でも生まれて初めてダッチオーブンに触れることになるのに、最初からの大仕事が不安ですよね。初めて自分の車を運転した時だって、相当不安だったはずです。
そんなシーズニングの作業が【ステンレスダッチオーブン】なら不要になります。普通の調理器具と同じ感覚で、使用前に一度洗うくらいでいいんです。
魅力3:ご家庭でガンガン使える
魅力1と2から導かれる解として、【ステンレスダッチオーブン】は家でも普通に使えちゃうと言うことです。もちろん鋳造ダッチオーブンでも家で使用できると謳われています。
でもちょっと待ってください。
使用後に洗剤では洗えないんです。
空焼きする必要があります。
オイルを塗る必要があります。
そして家のキッチンをよく使うのは誰ですか?
そう、お父さんじゃないんです、おかーちゃんです。
おかーちゃんにそんな手間を頼むことができるでしょうか。(反語)
…と言う事です。でも【ステンレスダッチオーブン】なら何も気にする必要はありません。むしろ雑に扱ってもらって構いません。壊そうと思っても壊せませんから。
そして我が家でも使っております。おでんとかカレーとかをこいつで作ると、美味しいし早く作れます。キャンプ用品はキャンプでしか使わない、となりがちですが、家でも使うことができると、高い商品でも相対的にコスパが良くなって勿体無い感が無くなります。
性能比較1:サイズ
ダッチオーブンは調理器具ですから、使うシーンによってベストな大きさがあります。ですので各メーカー、サイズを色々と取り揃えて販売しています。有名メーカーとサイズ展開の比較をしてみました。
こうしてみると【ステンレスダッチオーブン】ではスタンダードなサイズは網羅されています。この表以外でも、例えばUNIFLAMEさんであれば【スーパーディープ6インチ】が限定発売されていたり、スノーピークさんには【コロダッチシリーズ】があったりとしますが、ダッチオーブン1つ目の購入であれば上の表のサイズから選択するのが良いと思います。
性能比較2:重さ
ステンレスと鉄ってどっちが重いのよ、って話です。もちろん厚みが違ったりデザインが違ったりしますので、純粋な材質の差にはなりませんが、一般的な10インチで重さを比較してみます。
SOTO | LODGE | UNIFLAME | Coleman | snow peak | |
重さ | |||||
10インチ | 約4.9kg | 5.71kg | 5.8kg | 6kg | ポット+リッド 5.5kg |
【ステンレスダッチオーブン】が最大1kgほど軽いという結果になりました。気になったのでステンレスと鉄の重さにどれくらい差があるのか調べてみましたが、ほとんど変わらないみたいですね。ということは、厚みが薄いということなんでしょうかね。
キャンプは荷物が多くなりがちですので、1kg軽いのは嬉しい事だと思います。
性能比較3:値段
性能ではないですが、大事な要素である値段も比較しちゃいましょう。こちらも同じく10インチでの比較で、公式ページのお値段比較です。
SOTO | LODGE | UNIFLAME | Coleman | snow peak | |
値段 | |||||
10インチ | 20,000円 | 14,500円 | 14,600円 | 9,698円 | 25,800円 (スキレット付) |
他と比べると【ステンレスダッチオーブン】は、5000円以上お高いです。 (スノーピークさんはスキレット付とは言え別格です。性能も飛び抜けてますが、値段も飛び抜けます。笑)
性能とか使い勝手を考慮すると致し方ないと言った所でしょうか。
【ステンレスダッチオーブン】を使ってみて
【ステンレスダッチオーブン】は見た目が、全然違います。ダッチオーブンと言えば、「黒くて重いアレ」とイメージする方が多いと思います。そんな中、銀色で光ってます。(使うとピカピカじゃなくなります)
ここは意見の分かれると所だと思っていて、黒がカッコいいって言う方も居るだろうし他と違っていてステンレスがいいって方も居ると思います。ダッチオーブンの魅力の1つに『使い続けるといい黒色になっていく』ツールを育てる楽しみ、と言うものがあります。”りばー”も、そこには魅力を感じていて購入前に1番迷った点でもあります。
【ステンレスダッチオーブン】を使って居るユーザーの1意見としては、確かに【ステンレスダッチオーブン】は鋳造ダッチオーブンほど育てる感覚はないと思います。(手がかかる子ほど可愛いとはよく言います)しかしながら、【ステンレスダッチオーブン】使えば傷も付くしステンレスも焼けて色が変わって行きます。そういった、使い込んでちゃんと味は出てくるツールであると思っています。
まとめ
今回は SOTOさんの【ステンレスダッチオーブン】をご紹介しました。
ダッチオーブンはキャンパーの憧れですが、お手入れも大変で、初心者にはちょっと敷居が高いアイテムかなと思っています。必須のアイテムでは無いですし。
しかし、キャンプに少し慣れてきて料理も本格的にやりたいな、と思い始めて購入を検討されているキャンパーの皆さん。
『そんなに使わないかもしれないし』
『手入れが大変そうだし』
と言う理由で迷われているのであれば、今回ご紹介した【ステンレスダッチオーブン】ならメンテナンスも楽で家庭でも気軽に使用できますので、キャンプに行かなくても活躍できます。ちょっと値段は高いですが、キャンプでしか活躍できない他のダッチオーブンと比較した場合に十分検討の余地はあると思います。ぜひ【ステンレスダッチオーブン】も検討の1つに加えてみて下さいね。
今回も最後まで読んで下さり、ありがとうございました。
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